株式会社ティップネス 福家さん

執筆者 | 23年08月01日 | インタビュー

こちらは、和光市広沢複合施設「わぴあ」のnoteにて掲載されているインタビュー記事になります。

広沢複合施設整備・運営事業
民間事業者(8)構成員
福家由季さん

ーーーー自己紹介をお願いいたします。

株式会社ティップネスの福家由季と申します。

2023年3月1日に和光市総合児童センター・市民プールに配属になりました。

ーーーー和光市総合児童センター・市民プールについてどのような印象を持っていますか?

非常に綺麗な施設で、とても居心地の良い空間だと感じました。お子さんと接する機会が増え、日々癒しと元気をもらいながら楽しく業務をしています。

ーーーー 総合児童センターと市民プールの特徴について具体的に教えていただけますか? 

総合児童センターは、18歳までの全てのお子さんにとって居心地の良い場所であり、健全な「遊び」や「学び」の機会を提供する施設です。この施設では、1階から2階まで繋がっている関東最大級の「わぴあタワー」、AR(拡張現実)技術を活用した「HADO」、「シアターアリーナ」など、他の児童センターや児童館では体験できないような施設やアクティビティが豊富にあります。

また、赤ちゃんが安心できるベビースペースから中高生向けのフリースペースまであるので、幅広い年齢層の子供たちが安心して無料でご利用できる施設になっています。 市民プールは広々とした25mプールをはじめ、幼児のための水深の浅いプール、冷めた身体をあたためる採暖室やジェットバスを完備しております。

幅広い年齢層を対象に朝9時から夜21時まで開放されており、和光市の方だけでなく、市外の方にもご利用いただいております。特に夏には多くの人々が訪れます。

ーーーー総合児童センター・市民プールの利用方法について教えてください。

総合児童センターは市内の方だけでなく市外の方も無料でご利用いただけます。夕焼けチャイムまでなら小学生はお一人でもご利用できます。 市民プールの利用は、市内の方は大人400円、子供200円で2時間ご利用いただけます。

もちろん市外の方もご利用いただけます。個人の利用者は、運動を目的とした成人の方が多いです。夏になると、小学生をはじめご家族でのご利用も増えて賑わいをみせます。広々とした25mプールは、水深を変更することができるため、ご家族や小中学生が楽しめるイベントも実施しております。

ーーーー日々の業務について教えてください

ご利用者様が安心安全にご利用いただくための準備や見守りを行っています。他には、地域の方とイベントを開催したり、ご利用者様の声をヒントに企画立案をしたりしています。

わぴあが中心になり、この広沢地区の子育て世代を支え、地域から賛同してくださる方や企業と繋がることで、より活気あふれる地域になるとうれしいです。そして、「児童センターに行けばこんなことやってくれそう」と言ったポジティブなところもそうですし、少し何かに行き詰まっている時には「とりあえず児童センターにいこう」とどんな時でも思い出してもらえる存在になれたらうれしいです。

ーーーー土日など非常に賑わっている様子が見えますが、どのくらいの方がご利用されるのですか。

総合児童センターは1,200人前後の方々、市民プールは100人程の方々がご利用されています。夏休みはプール利用者が増えて賑わいます。

ーーーー館内だけでなく広場でも定期的にイベントが開催されていますが、具体的にどのようなイベントが開催されているのですか。

イベントは月に数回開催されています。シアターアリーナでは、毎月「キッズパークdeママリフレッシュ」を開催しています。未就学児のお子様とお母様を対象とした「あそび」と「ママのリフレッシュtime」を実施しています。

私は、ママの元気が家族やお子さんの幸せ!につながると思っているので、とても魅力的なイベントだと感じています。わんぱく広場では、チョークで落書きができ、ボールの貸し出しもしているので、ボールあそびができます。最近は多くの公園でボールあそびが禁止されているため、道路から内側に位置したわんぱく広場は、お子さんが安全で自由に遊べる空間になっていると思います。

ぼうけん広場では毎月「プチプレパーク」イベントを開催していています。イベント以外でも常にスコップを貸し出していますので、普段できないような土を掘って泥だらけになってあそぶことが自由にできます。

ーーーー 中高生の利用について具体的な活動や利点などはありますか?

フリースペースで勉強や読書をしている児童やWi-Fi環境が整っているのでゲームをしている児童などがいます。また、音楽スタジオを1時間無料で使えるので、スタジオでギターを弾いたりドラムを叩いたり学校以外で音楽活動ができる環境が整っています。

利点については、民間のスタジオを利用するとなると、お金がかかりますので無料で利用できる事やアイテムが多数揃っている点、そして何よりスタッフの見守りがあるため、安心して利用できることが最大の利点だと思います。さらに、アリーナを無料開放しているので、バスケットボールや卓球などを仲間同士で楽しむことができる人気のスペースもあります。

ーーーー総合児童センターがあるこの広沢地区、和光市の子育て環境の魅力や、親子におすすめのスポットなどがあれば教えてください。

児童館や支援センターなどが充実していると思います。子育て中で情報収取しアクティブに行動する方にとってはとても良い環境だと思います。その輪が広がれば「地域全体で子育てをする」魅力的な地域になると思っています。それを実現させるためにも、子育て世代の方々や18歳までの児童が居心地の良い空間、「また行きたい!」と思ってもらえる施設にしていきたいです。

和光市は、外であそぶなら、樹林公園で家族一緒に体を動かすことができますし、雨の日でも総合児童センターの中であそぶことができます。親子で一緒に体を動かして遊ぶことを重視しているご家族には和光市は向いていると思います。児童センターは、そういう子育てのお手伝いもしていきたいと思っています。

ーーーー 最後に、利用者の皆さんに向けたメッセージをお願いします。

皆さんに笑顔で帰ってもらえる施設、空間づくりをスタッフ一同で努めていますので、ぜひ足を運んでいただきたいです。

「楽しいことがありそう」もそうですが、「辛いな」と感じている時の居場所にもなりたいです。多世代に渡り多くの方々と一緒に広沢地区を「地域全体で子育てをする」地域へと導いていきたいです。せっかく巡り合った子育てのチャンスを一緒に楽しみましょう!

(制作:一般社団法人和光市広沢エリアマネジメント 谷田貝 翔)