【イベントレポート】第2回子育て世代のためのスモールビジネス講座

執筆者 | 23年06月09日 | イベント

今回は、5月26日(金)に開催いたしました第2回子育て世代のためのスモールビジネス講座についてのイベントレポートになります。

「子育て世代のためのスモールビジネス講座」とは

わぴあ内Wako Activity Room ONEMILE・オンライン併用で毎月開催される「子育て世代のためのスモールビジネス講座」は、「手軽・気軽」をテーマに、子育て世代のお父さん・お母さんを主な対象者とし、また、副業をやっている・やってみたいシニア・サラリーマンなど幅広い方々向けに開催しております。

スモールビジネスの事例を中心に講座を行い、本講座の受講をきっかけに、皆さまへ新たな知見や感性をシェアしていくことを目指しております。

開催場所:Wako Activity Room ONEMILE・オンライン
開催日程:

  • 第1回)2023年4月28日(金)13:30~14:30「今、注目のスモールビジネスを知ろう!」(開催済)
  • 第2回)2023年5月26日(金)13:30~14:30「どうすればスモールビジネスを始められるの?」
  • 第3回)2023年6月23日(金)13:30~14:30「一緒にビジネスモデルを考えよう!」

参加費:無料

第2回子育て世代のためのスモールビジネス講座(2023年5月26日開催)

Wako Activity Room ONEMILE・オンラインにて「今、注目のスモールビジネスを知ろう!」というテーマのもと、約1時間講座を行いました。

講師紹介

株式会社スーツ 代表取締役 小松 裕介氏

<プロフィール>
内閣官房地域活性化伝道師、総務省地域力創造アドバイザー、国土交通省PPPサポーター

<略歴>

  • 2013年3月に、新卒で入社したソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社(現社名:伊豆シャボテンリゾート株式会社、JASDAQ上場企業)の代表取締役社長に就任
  • 静岡県伊東市にある伊豆シャボテン公園グループを運営する同社グループを7年ぶりの黒字化に導く
  • 2014年12月に株式会社スーツ設立と同時に代表取締役に就任
  • 2016年4月より総務省地域力創造アドバイザー及び内閣官房地域活性化伝道師
  • 2019年6月より国土交通省PPPサポーター
  • 2020年10月より大手YouTuber事務所の株式会社VAZの代表取締役社長に就任

約1時間の講座ですが、その中でも受講した中で特にお伝えしたい点を書かせていただきます。

1.スモールビジネスについて

スモールビジネスとは、様々な定義がありますが、本講座では「自分が過去に経験してきた得意なスキルを活かして、楽しく、過大な金銭的なリスクを追わずに、主にインターネットを活用して、一人でも起業できるビジネスのこと」と定義しております。

また、国税庁によると、令和元年度の法人数は約275万社あると言われています。日本の人口から逆算すると、44.3人に1人が社長がいます(クラスに1人は社長がいるようなイメージになります)。これほど社長が多くいるとは想像もつきませんでしたね。

そのような中でスモールビジネスを始める方が増え、どのような理由で、スモールビジネスを始めているのでしょうか。様々な理由が挙げられますが、上位に多くあるものをいくつかご紹介します。

1つ目は、「自分の裁量で仕事がしたいから」。

会社の指示どおり、言われたとおりに取り組むことが窮屈に感じる方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。自分自身に裁量権があり、ひとつひとつの仕事を深く考えて、行動することがやりがいの1つとも言えるのではないかと思います。この裁量権を持つことについては、男性・女性、新人やシニアに限らず多くの方々が必要であると感じています。

2つ目は、「年齢に関係なく働くことができるから」。

一般的な企業は、定年退職年齢を60歳以上と設定しています(任意)。ここ最近では、65歳を定年退職年齢としている企業も増えているようです。ただ、サラリーマン・会社員であると定年退職制度があり、「まだまだ働きたい」といった方にとっては物足りなさを感じるでしょう。一方で、自分自身で興した会社であれば、年齢関係なく働くことができます。

また、ビジネスは、自分自身の得意なこと・できること(CAN)、やりたいこと・すきなこと(WILL)や役に立つこと・ニーズがあること(WANT)をきっかけとして始めることが多いです。そこで、「やりたいこと」と「役に立つこと」を掛け合わせた自己実現型スモールビジネスや、「得意なこと」と「役に立つこと」を掛け合わせた商売になるスモールビジネスなど様々なものがあります。

2.経営資源とは

ビジネスにおける経営資源とはどのようなものを指すのでしょうか。よく耳にするのは、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」と言われています。

具体的には、「ヒト」は、従業員や一緒に働くパートナー、「モノ」は、店舗・工場、原材料、「カネ」は、資本金、借入金、「情報」は、競合情報、市場情報などを指します。

では、スモールビジネスにおける経営資源とはどのようなものを指すのでしょうか。

「ヒト」自分のみ
「モノ」パソコン
「カネ」お金はかけない
「情報」自分の経験

一般的なビジネスと比較すると、お金をかけず、インターネットを活用するだけでスモールビジネスにおける経営資源は揃います。このような理由もあり、スモールビジネスを始める方が増えてきているのではないでしょうか。

第2回目の講座内容を簡単にお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

次回の本講座は、6月23日(金)13時30分から、わぴあ内Wako Activity Room ONEMILEにて開催をいたします!ご案内については、改めて本ホームページにて発信いたしますのでお待ちください。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。