2021年12月1日から2022年11月30日(解析期間365日)において、映像解析AIを活用した実証実験を実施いたしました。
<実証実験の目的>
1.先端技術を活用し、より安心・安全に利用できる施設運営を検討する
映像解析AIで防犯カメラを解析することで、問題行動や異常を見つけ、必要な時だけ人が対応するという警備や管理の運営方法を検討する。これにより、業務削減を図り、より安全・安心に利用できる施設運営の設計を行う。
2.公民連携施設における活用可能性について検討する
公民複数の法人が混在するエリアにおいて、混乱を生むことなく活用できるか検討を行う。また可能であれば複数法人をまたいだ全体の業務削減につながる可能性を検討する。
<実施期間>
2021年12月1日~2022年11月30日(解析期間365日)
<成果>
1.検知結果
これまで市民の通報や現場確認で発覚していた異常、あるいは見落とされていた異常を、カメラ映像の解析により遠隔で認知することを実現。対応が推奨される事項が6件検知されていることから、監視カメラを録画用途のみで利用した場合と比較して認知可能な件数が6件増加したものと推定している。
2.公民連携施設における活用結果
検知対象となる行動や異常について、公民連携施設においても、検知対象となる行動や異常について同様にノウハウ適用でき、一定検知数も上がっている。