【イベントレポート】わぴあ未来ワークショップ~ピタゴラ装置作り&プログラミング体験~

執筆者 | 23年06月27日 | イベント

今回は、6月24日にわぴあ内Wako Activity Room ONEMILEにて開催したわぴあ未来ワークショップのイベントレポートになります。

今回は、子ども・小学生のSTEAM教育&プログラミングスクールを運営されている「ステモン和光校」協力のもと、ピタゴラ装置を作ろう!&プログラミング体験ワークショップを開催しました。

開催を迎えるにあたり6月上旬から、わぴあホームページやSNSにて情報発信をしたところ、わずか数日で申込枠が埋まってしまい、皆さまもとても楽しみにされていた企画だったのではないでしょうか⁉

ピタゴラ装置を作ろう!&プログラミング体験は、1時間のワークショップで、計3回(10時~、13時~、15時~)開催いたしました。冒頭、講師である「ステモン和光校」の鳥谷部 桜さんより、本ワークショップのピタゴラ装置作りのもととなる「滑車」についての説明がありました。「滑車」とは、坂と同様の仕組みであり、ピラミッドを作る際に、滑車・坂を利用して大きな石を運んでいたことなどの説明をされていました。参加されていたお子さまたちも、どのように重い石を運んだのかなどについて、自由に発言し、考えるきっかけとなったのではないでしょうか⁉

滑車・坂の仕組みについての説明の後、見本となるピタゴラ装置を目標に、ブロックを繋ぎ合わせ、自由にピタゴラ装置づくりが始まりました。見本に近づけるだけでなく、お子さまたちの自由な発想に基づき、大きな坂や3段落下の装置などを作り、どのようにすればビー玉が転がるか、ビー玉が落ちないようにするためにどのようにブロックを配置するかなど、子どもたちが良く考え、試行錯誤している様子が見受けられました。

約30分ほど夢中に制作し、参加者それぞれの形となるピタゴラ装置が完成しました。仕組みを知り、自分で考え、手を動かして作ることで、学びの基礎となる思考力を育むきっかけになったと思います。

ワークショップ後半はタブレットを活用し、プログラミング体験を行いました。まず、プログラミングについて学ぶために、「洗濯をすること」を例として挙げ、コンピューターに対してやってほしいこと・仕事を順番にしたことであることの説明がありました。上下左右の動き、回転、ジャンプなどの指示をタブレット上で自由に組み合わせ、キャラクターが動くことでプログラミングを楽しく学んでいる様子がありました。

本ワークショップでは、約1時間のピタゴラ装置作りとプログラミング体験をして、終了いたしました。工作やものづくり体験を通じて、算数や理科など知識を中心に楽しく学び、想像力や問題解決力を身につけるきっかけとなったのではないでしょうか。

ワークショップを通じて、教科を横断的に学び、既存の学習にとらわれず、アウトプット中心に仲間とプロジェクトに取り組む新しい教育方法であるSTEAM教育に、ご興味・ご関心をお持ちになられた方は、ぜひ「ステモン和光校」の体験会にご参加されてみてはいかがでしょうか。詳しくは、「ステモン和光校」まで!