多世代交流・サードプレイス部会報告

執筆者 | 26年01月26日 | 運営情報

2026年1月26日(月)15時から16時に「多世代交流・サードプレイス部会」がわぴあルームにて行われました。

開催日時: 2026年1月26日(月)15時~16時

開催場所: わぴあルーム

参加メンバー: 市民、和光市資産戦略課、㈱ティップネス、パートナーズ・ワン㈱

1.本日の主旨について

本部会の主旨について、パートナーズ・ワンより以下の説明が行われました。

・市民広場を含めた広沢地区(わぴあ以外)における「居心地の良さ」の創出に関する、多世代交流・サードプレイスについて、市民との意見交換を実施する。

・意見交換の内容を、来年度のわぴあおよび広沢地区における取り組みに活かしていく。

2.自己紹介

本部会の参加者による自己紹介が行われました。

3.2025年に実施した実証実験の状況・分析報告

2025年に実施された「わぴあ わいわい広場」および「市民広場」などで行われた実証実験について、その状況および分析の報告が行われました。

・目的: 和光市官公庁エリアにおける「居心地の良さ」を可視化し、公共空間の新たな活用方法を検証する。

・結果: 公共空間において、世代や立場を超えた自主的な滞留・交流が自然発生することを確認した。特に市民広場ではその傾向が顕著であり、事業者側の想定以上に、利用者が公共空間を「自身の居場所」として前向きに捉えている可能性が示された。

4.意見交換

今回の本部会は、広沢地区(わぴあ以外)における「居心地の良さ」の創出というテーマについて、意見交換を行いました。

<参加者から出た主な意見>

・広沢地区において仕事や自宅以外でよく訪れる場所としては、樹林公園、近隣店舗(ベルク、しまむら、JA等)、市役所、自衛隊官舎内の公園、UR内の集会所など。参加者の中には、広沢地区は通り過ぎるだけであり、どこにも訪れることはほとんど無いという意見もあった。

・樹林公園は平日休日問わず多くの方が利用している。土日の朝などは散歩やランニングをしている方も多く見かける。和光市外からも多くの来訪者がいるように思う。樹林公園帰りに立ち寄れるような、居心地の良い空間があれば良いと思う。

・広沢地区には飲食店が足りないように思う。常設でも一時的にでも良いので、ランチや軽食などのお店がもっとほしい。

・キッチンカーや駄菓子屋などのお店があれば、利用されると思う。市役所や自衛隊官舎には定期的にキッチンカーが来るので、よく利用されている。

・新しく広沢地区に「居心地の良い空間」を作るのであれば、常時何か出店等をするのは難しいと思うので、「何曜日の何時には必ず何かが行われている」というような、定期的な取り組みを行うことが良いと思う。やっていることが分かっていれば行きやすい。

・新しい取り組みは発信が非常に重要。学校などに協力をあおぎ、学生とその保護者のネットワークを通じて周知できれば、地域に浸透しやすいと思う。

・何か新しい空間が創出されていたとしても、普段自分が利用していないものに入り込むのは勇気がいる。特にその空間に自分以外に誰もいなければなおさらである。

・地域の市民の方が、自分のやりたいことをやってみる、チャレンジすることができるような場を創出することができれば素晴らしいと思う。ただし、それぞれの場所にはルールがあるので、それを含めてわぴあ事業者が調整して頂けると良い。

4.総括

今回の部会では、イベント時のような非日常の賑わいだけでなく、市民が日常的に広場等を訪れるための具体的な課題と方向性が示された。

特に、樹林公園などの近隣スポットとの回遊性を高めること、およびキッチンカー等の誘致による「食」の機能強化が、滞留のきっかけとして重要であるとの認識が共有された。また、広場利用の心理的ハードルを下げるため、活動の「定期性・継続性」を確保し、学校等と連携した戦略的な広報活動を推進していく必要がある。

市民自身が主体となって活動できる「チャレンジの場」としての環境を整備し、わぴあ事業者が伴走支援等を行うことで、市民の愛着に基づいた多世代交流と、持続可能なサードプレイスの創出を目指す。

以上